2024.12.11
コラム
5領域 認知・行動
こんにちは!名古屋市南区にあります、児童発達支援・放課後等デイサービスのパンダの宝物です🐼
今回は 5領域と制度の詳細に紹介します。
発達支援は、子どもが将来、日常生活や社会生活を円滑に営めるようにするために行うものであり、具体的な本人支援は障害のある子どもの発達の側面から、「健康・生活」、「運動・感覚」、「認知・行動」、「言語・コミュニケーション」、「人間関係・社会性」の5領域になります。
令和6年度報酬改定において、「児童発達支援」「放課後等デイサービス」での支援で、「5領域」全て含めた総合的な支援を提供することが運営基準に明記されました。支援内容について、事業所の個別支援計画等において5領域とのつながりを明確化した上で提供することを求める内容となっています。
【認知・行動】
ねらい
⚪︎認知の発達と行動の習得
⚪︎空間・時間、数等の概念形成の習得
⚪︎対象や外部環境の適切な認知と、環境に合わせた適切な行動の習得
【多職種(保育士、リハ職等)による連携をした支援】
支援内容
⬛︎感覚・認知機能の向上
感覚を通して得た情報を正しく活用し、認知機能の発達を促す。
【活動例】
行動の切り替え、ストップが含まれる遊び(だるまさんがころんだ、旗上げ遊び)
リズム遊び
⬛︎空間・時間・数等の概念形成の習得
空間・時間の概念の形成を図ることにより、それを認知や行動へ繋げられるよう支援する。
数量、形の大きさ、色の違い等の習得のための支援を行う。
【活動例】
実験
調理活動(道具の使い方、計量、材質の変化等)
ブロック等の創作活動
視覚や空間を活用したビジョントレーニング
⬛︎行動への認知過程の発達
周囲の情報から必要な情報を取得し、行動に繋げられるように支援を行う。(注意機能、選択的注意・注意の分配・持続)
【活動例】
まちがいさがし
パソコン活動(課題に沿った文章や図形の作成)
屋外遊び(公園や散策など)
⬛︎適切な行動の習得
それぞれの専門的視点による評価を行い、集団での適切行動への対応の支援を行う。
【活動例】
ソーシャルスキルトレーニング(こんなときどうする?、道路の渡り方、正しい道具の使い方等)
危険予知訓練
⬛︎認知の偏りへの対応
認知の特性や偏り等、個人の特性に配慮しながら、情報処理が適切にできる様に支援を行う。
こだわりや偏食に対する支援を行う。
【活動例】
調理活動を通した食育
ワーキングメモリを養うためのダブルタスクゲーム
危険予知訓練
代替え案・自己理解を深める遊び(なりたい自分ゲーム)
今回は5領域の中で【認知・行動】を紹介しました。パンダの宝物のインスタグラムでは5領域にそった活動内容も掲載してますのでぜひご覧ください🐼
https://instagram.com/pandano_takaramono?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
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